アマチュアトランペッターのつぶやきfromアメリカ

アメリカ在住時に音楽活動経験をした日本人アマチュアトランペッターが、日米の音楽活動を通して見聞きしたことをいろいろ綴ってみます。

我がヒーロー、アドルフ・ハーセス

トランペット吹きとして、この話題は書かずにはいられない。元シカゴ交響楽団首席トランペット奏者、アドルフ・ハーセスが4/13に亡くなって、約二週間が経った。昨年モーリス・アンドレが亡くなった時とほぼ同様に、またひとつの大きな時代が幕を下ろした、と感じた。特にハーセスは、ほとんどソロ活動をせずにオーケストラ奏者として生涯の職を全うされただけに、オーケストラ愛好家としては大きな衝撃だった。

周りのバンドメンバーに話を聞いてみると、反応は様々。正直なところ、思ったより反応は薄かった。特に若い人。バンド(吹奏楽)をやる人は、オーケストラに対する興味が比較的薄いのか?それとも、ハーセスの年齢(91歳で亡くなった)を考えると特に驚きではなかったのか。

しかしやはり、私の周りのおじいちゃんたちは、いろいろ感じるところがあったようだ。私のバンドの指揮者、Jさんと、今週の練習後のメシでハーセスについて話をした。Jさんが覚えているエピソードを一つ教えてもらった。
ハーセスは、若いころに交通事故で唇を大きく損傷する怪我をした。普通のトランペット奏者ならば、奏者生命にかかわる大怪我。ところがハーセスは、数週間でオーケストラに復帰したのだそうだ。ハーセスいわく、唇の使い方がどうこうではない。どういう音楽を奏でようとするか、自身の耳で確認しながら演奏するのが、唇うんぬんよりも大事なのだ、と。いやー、言うのは簡単だが、普通はそんなことできないと思う。

そして、Jさんが言ったことを正確に聞き取れたか自信がないが、Jさんいわく、ハーセスの奥さんは、事故が起こった以前に、万が一に備えてハーセスの歯型をとっていたのだとか。歯型はトランペット奏者にとって大事なもの。歯並びが変われば吹き方も変わる。トランペット奏者として生涯生きて行く夫の大事な歯型をとっておくべき、といって保存されていたものが、この怪我で失った複数の歯を復活させるのに役立ったのだそうである。ちなみに奥さんのAvisさんもトランペット奏者。ハーセスとは高校のバンドでも一緒に吹いていたのだそうだ。

Jさんの昔話は、「ほかにも怪我をした金管奏者の話はいろいろあって・・・」と続いたが、それはまた別の機会に書くことにする。

ハーセス、私のヒーローだった。Thank you very much. Rest in peace.
  1. 2013/04/25(木) 20:56:55|
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楽譜

ミニクイズ。楽譜のことを英語で何と言うか。

辞書を引くと、Scoreとか、Noteとか、Chartとかも出てくるし、確かに楽譜のことを指す単語なのだが、日常会話ではもっとシンプルに言う。Musicである。
先日のコンサートでのこと。パートトップのWさんが、本番前になんだかとても不機嫌な顔をされている。そして一言、

"I do not have my music."

つまり、楽譜がない!

私のバンドには、団員の楽譜をまとめて入れるための、ビール瓶ケースのような箱があり、本番ではいつも誰かがその箱を持ってきているが、今回はその箱を誰も持ってこなかったのだ。実は、その箱、別に全員の楽譜を入れているわけでもなく、個人の楽譜は個人で持ち帰ってももいいルール。しかも団員の多くは普段楽譜を持ち帰って練習するため、その箱に楽譜を入れていない人の方が多い。

特に本番前は多くの人が楽譜を持ち帰るので、結果的にその本番当日楽譜がなかったのはWさんとその奥様(アルトサックス)だけ。あわててクラリネットの若いお兄ちゃんがいつもの練習会場に楽譜を取りに車を走らせたが、本番開始時間から20分後ぐらいに楽譜到着見込み。
で、バンドのとった対応が、実にユルくていい。

まず、本番は5分押しスタート。
アルトサックスのソロが最初の方の曲にあるが、いきなり隣の席の人に「吹いて」と無茶ぶり。
倍管で吹いていた曲は、楽譜を持っている人がWさんに見せてあげて吹いてもらう。
誰も同じパートを吹いていない曲は、暗譜で吹ければ吹いてくれ。
楽譜が到着し次第いつもの通りにやる。

まあ、多くは倍管で吹いていたので演奏会全体としてはそんなに問題にならなかったが、Wさんはめちゃくちゃ不機嫌で、おかげでいつも難なく吹きこなすところまでミスしたり、と演奏も不調で、さらに不機嫌に。

Wさんいわく、10年以上このバンドをやってきて、楽譜の箱を本番にもってこなかったことは過去になかったのに、なんで今回は持ってこないんだ!と憤慨されていた。そりゃあ、自分の楽譜が本番になければ怒るよなあ。。。けど、結果的にWさん夫婦だけが楽譜をもってきてなかったこともあるし、Wさんは本来とても厳格で、責任感も強い方。落ち着かれた後、「申し訳なかった。」と謝られていた。

こんなことが日常で起こってしまい、しかも何とかなってしまう、そして誰もそんなに大慌てしない、このバンド大好きだ。
  1. 2013/04/20(土) 19:13:34|
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アメリカ音楽とユダヤ

先日、ついにユダヤ教会でのバンドの演奏会をやってきた。冒頭で指揮者が、今日の演目はすべてユダヤの曲、あるいはユダヤ人によって作曲された曲です、とお客さんに説明した。マーラーなど、ユダヤ人の曲があることは認識していたが、全曲がユダヤがらみであることは、当日まで認識してなかった。

そこでへー、と思ったことを二つ記しておく。

ガーシュインユダヤ人だと初めて知った。
彼が作曲したStrike up the Bandというマーチを演奏したのだが、彼がユダヤ人であるという理由で選曲されたとは知らなかった。アメリカ生まれなのでアメリカの定義で言えばアメリカ人だが、ユダヤ人を親に持つのでユダヤ人でもある。ん?ではユダヤ人の定義とは何だ?人種?民族?
ということで、Wikipediaで調べてみると、結構ややこしい。日本語の説明では、ユダヤ人の親を持つ人、あるいはユダヤ教徒をユダヤ人と定義しているが、ユダヤ人を親に持つという定義は、どこまで先祖をさかのぼってもユダヤ人という論理の破綻があり不十分な定義である。英語版を読んでみるともう少し説明がある。つまり、ユダヤの民族集団の中で生まれたもの、ユダヤ国家(現在はイスラエル)の国民、あるいはユダヤ教徒、というこの三つの属性が相関しあってユダヤ人というグループを形成しているらしい。なるほど。。。

God Bless Americaを作曲したアーヴィング・バーリンはユダヤ人。
バーリンは日本人にはさほどなじみのない作曲家だが、アメリカ人にとっては第二の国歌ともいえるこの曲を作った人なので、非常に有名。ちなみにホワイトクリスマスも彼の作曲である。正式な音楽教育を受けていないので、楽譜の読み書きができなかったため、下手なピアノで作曲した曲を演奏し、ほかの人に楽譜を書いてもらっていた。
バーリンがアメリカ人にとってどれだけ重要かを示すエピソードがある。ジェローム・カーンという作曲家が、バーリンについて語った言葉がすごい。
Irving Berlin has no place in American Music. He is American Music.
アメリカ音楽におけるバーリンの居場所はない。なぜなら彼がアメリカ音楽そのものだからだ、という意味である(私の個人的訳だが)。

こういう話を聞くとアメリカ人の懐の広さを感じる。バーリンはアメリカ生まれでない。ロシア生まれである。それでもアメリカ音楽そのものと讃えられている。アメリカに人種差別は根強くあるが、一方で人種や出自に関わりなくすごい人をすごいと言えるところはいい。
これと対比して、日本というまったく成り立ちの違う国について語るのはフェアではないかもしれないが、いつまでも在日××世という方々が、在日というだけでひどい差別を受けるような日本の社会は、もっともっと成熟できる余地があると思う。私は在日じゃないが、在日の友達はいる。韓国人の友達もいる。だから何か?だが。脱線御免。
  1. 2013/04/16(火) 22:04:03|
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初めて経験した鼻からの息漏れ

アメリカとは関係ないが、初めて経験した悩みの話。

こちらでバンドを始めて以来、十年以上のブランクを埋めるため慎重に練習をしてきたつもりだった。ウォームアップの際はいろんなことを気にしながら丁寧にやってきた。アンブシュア、息の流れ、体のリラックス、楽器の鳴りなどなど、、、。けど、自分ひとりでやったためか、失敗したのだろう。ある日、少し疲れただけで鼻から極端に息が漏れ、全然吹けなくなるという現象に悩まされるようになった。

トランペットを始めて以来ウン十年、少々鼻漏れすることは稀にあったが、ここまでひどいのは初めてだった。おそらく体のリラックスがまったくできていない状態に陥ったのだろう。

ネットを調べると同じ悩みを持つ人はいるようだが、明確な説明、解決法は見つからなかった。ただ、癖になるとやっかいとのことが書いてあったので、しっかりと直そうと思った。そこで、ネットにある情報をかき集め、試行錯誤をしてみたので記録しておく。

結果的に複数の方法を入れ替わりでやったり、時には反復したりして、組み合わせて実施することで徐々に改善された。まだ完全ではないがまあまあ困らないところまでは来た。

・一番助かったのは、鼻腔響鳴という歌唱法をイメージした練習。声を鼻にかけて、「ンガ」という鼻濁音で常に発音するようなイメージで楽器を吹く。これでやると、息が鼻から「抜けない」状態をイメージして吹くことができた。

・楽器をつけないで、息を思いっきり吐こうと圧力を高めながら鼻からも口からも息を出さない状態にし、次に口から息を出してみる。これを少し慎重に繰り返しながら、息の圧力を高くしても鼻から抜けないという状態の維持が可能であるイメージを自分に植え付けた。

・とにかく無理しないこと。普段の練習はあまり高音量、高音域を無理して吹かないようにし、鼻から抜けそうな予感がしたら、その日は基本的に吹かないようにする。つまり、息が漏れる状態を体と脳から忘れさせる作業。

・バンドの練習でも少し小さくて浅いマウスピースを使い、できるだけ楽に、無理しないで吹くことを心がけた。練習しない日も増やした。

次に、私個人にはあまり効果がなかったことも書いておく。

・腹式呼吸を意識すること。
ネットにはアドバイスとして書いてあったが、そもそも私は腹式呼吸はそれなりにできていて、変に意識をしすぎるとかえって体が緊張しすぎる感じになったので、あまりやらなかった。

・しっかり喉をあける
これもネットに書いてあった。吹奏楽器をやる上ではある意味基本なので、悪いことではないと思うし、私も普段からそれなりにはできていると思うのだが、これも変に意識をしすぎるとかえってリラックスができない状態、あるいは体の一部に変な緊張がかかった状態になりそうだったので、私はさほど強く意識はしなかった。

・鼻をつまむ
これ、ネットではおススメしませんと書いてあったが、いいという人も一部にはいたので、とにかく何でも試してみようと思い、一度やってみた。が、これはやはりまずかった。物理的なもの(私の場合洗濯バサミ)で鼻漏れを止めているのに頼りすぎて、かえって息がより漏れるような息使いになってしまい、耳からも息が漏れるほどの変な漏れ方になった。このあとしばらく鼻腔から息が変に漏れる感覚が抜けず、大変だった。

最後に注意点を一つ。今回の対応策は、あまり理論的ではなく、専門家のアドバイスでもない。問題解決には本人が持つ体の使い方のイメージの持ち方にも大きくかかわることだと思うので、何が良くて何が悪いかはかなり個々の状況に依存するのだろう。おそらく最良の方法は人それぞれであり、専門家につくのが本来ならベストであろう。したがって私の解決策が万人に通じるわけではないであろうことを申し上げておく。
  1. 2013/04/13(土) 23:30:00|
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吹奏楽の聖地?

本ブログ初の写真投稿。
日本の吹奏楽ファンの方ならおそらくどなたも御存じ、A・リードエル・カミーノ・レアル。行ってきたぞ!カリフォルニア!

20130404_172239_195.jpg

と言っても、実はエル・カミーノ・レアルは地名ではなく道路の名前、しかも複数個所あるようで、写真の場所は単なるそれらの道のうち一つを示す道路標識だ。それでも、この名前を見つけた時はなんか嬉しかった。

エル・カミーノ・レアルとはスペイン語で王の道という意味。リードはこの名前を冠した街道にインスピレーションを得て作曲したのだそうだ。(以上、Wikipediaの記事の受け売り。)
  1. 2013/04/13(土) 20:51:06|
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マイフレンド、Eさんの小ネタ集 その2

来週ユダヤ教会で演奏する、マーラーの交響曲一番、タイタンの3楽章の練習の直前の一コマ。

Eさんおもむろに、「グスタフ!」と叫ぶ。
意味不明。
単なるノリか?あるいはドイツ語的な発音をしてみて楽しんでいるのか。

なんて返していいかわからなかったので、
「マーラー!」
と返したら、なんかEさん満足げな笑み。

さて、本当はどう返すべきだったか。
前に座っていたテナーサックスのDさんが正解の一つを見せてくれた。

Eさんに向かって、
「(マーラーと)友達ですか?」
と突っ込んできた。大阪弁で言う、「ツレか!」みたいなノリ。

これに対するEさんの返し。
「そこまで年取ってないわ。」

アメリカ人が漫才するのをはじめてみた。
  1. 2013/04/09(火) 22:15:42|
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マイフレンド、Eさんの小ネタ集

巨漢おじいちゃんトランペッター、Eさんの小ネタ。

先日、Bさんにウェストサイドストーリーのソロを奪われたEさん。果敢にデュエットにしようと挑むも指揮者から却下されたことは以前書いた。

来週の演奏会でも同曲をやるのだが、なんとBさんは所用で演奏会に参加できないことが判明。Eさんの目が光る!

Eさん「お前来週のコンサート出られないんだな!」
Bさん「そうだよ」
Eさん「ソロはどうするんだ!」(もちろん俺が吹きたいというメッセージ)
Bさん「パートトップのWさんに吹いてもらうことにしたよ。」

Eさん「何い?!!!Wさん、俺も一番トランペットなんだよ。俺にふかしてくれよ。なあ。なあ!」
Wさん「・・・(しばらく沈黙、あるいは軽く無視。)・・・」
Eさん「なあ。吹きたいんだけど。俺、吹けるぜ。」
Wさん「・・・・。take it! (じゃあ、やりなさい。)」

おそらくWさんも吹きたかったんだろう。

Eさん、自分に自動的にソロが回ってこなかったことには不満があったものの、結果的にソロを勝ち得て、とりあえず落ち着く。

で、いざ練習開始!ソロは、、、、意外とヘロヘロ。でも、吹き終わったら私を見て、満足そうにニッコリ!
本番がんばってね。応援してますよ。
  1. 2013/04/09(火) 22:10:25|
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練習における日米の違い

あくまで私が所属する二つのバンドの経験のみに基づくが、アメリカのアマチュアバンドの練習は、日本と比べて違いが二つあるように感じる。

①一曲当たりの時間

まず、アメリカでは一曲にかける時間が短い。私の入っているバンドは5-10分程度の短い曲がほとんどであることも一因だが、毎週二時間弱の練習で7-8曲はやる。つまり一曲当たり15分程度。そして一つのコンサートが終わると新しい曲をどんどん追加するので、練習する「期間」も決して長くはない。国歌やGod Bless Americaのように毎回必ずやる曲もあるが、これらはほとんど練習しない。

②通し練習

次に、練習時間における「通し」がアメリカでは多い。初見であろうが、本番直前の練習であろうが、通すのが大好きだ。もちろん、うまくいかないところは部分的に練習したり、一部パートだけで吹かせてみたり、和音の音程を確認したり、といった練習もやる。しかし日本に比べると、そういう細分化された練習にかける時間は圧倒的に短い。また、細分化した練習をやった結果音程やリズムが合わなくても、合うまで反復練習!みたいなことも日本人ほどやらない。改善傾向があればその日はよし。改善しなければ、もっと反復練習させることもあるが、時には人を入れ替えたり、パートを削ったり(!)みたいなことを、日本よりも簡単に決めたりする。そこは雑。

そんなやり方でバンドとして上達するのかと最初は思ったが、回数を重ねることにちゃんと上達している。おそらく、多くの人がなんらかの個人練習をちゃんとやって次の練習に臨んでいるからだ。前回は楽譜から落ちたり、音程がめちゃくちゃだったり、リズムが全然合わなかったりしたところが、次の練習では格段に改善されていたりする。アメリカ人は単純に地道な練習が嫌いだと思っていたが必ずしもそうではないようだ。(もちろん、何回やっても改善しないところもあるが、アメリカ人なのでそこはよっぽどでない限りあまり気にしない。)

考察

さて、なんでそのような違いがあるのか。あくまでn=2の観察結果なので断定的には言えないが、こうした傾向はアメリカ人の気質を多分に反映しているように思う。

アメリカ人は、練習と言えども、合奏では音楽を楽しむ姿勢が強い。個人練習じゃないんだし、せっかくみんなでやるんだから、というノリもあるだろうか。指揮者も音楽を感じながら振っている様子である。
日本の場合、演奏者は合奏でも多くのことを気にして練習する。音程、テンポ、息遣い、アンブシュア、リズム、アタック、表現、音色、下手をすると考えすぎてよけい分からなくなる。でも、こうした姿勢のおかげで日本のアマチュア演奏団体の多くは精度の高い演奏をする。
指揮者については、日本ではプロの指揮者を呼ぶアマチュア団体が多いと思う。(オケだけか?日本で吹奏楽はやってなかったのでよくわからない。)日本の団内指揮者は、練習ではどちらかというと機械的に振り、テンポや音程、強弱などをチェックし、細かく分解して分析的な練習をする傾向が強い。極端に言うと音楽づくりは本番指揮者の仕事。日本で団内指揮者が練習で音楽に浸って振っていると、自己満足だと批判されそうだ。一方、少なくとも私の所属するアメリカのバンドは団内指揮者、副指揮者が本番もタクトをとる。普段の練習から本番のノリもある程度想定した練習をするし、大きな音楽の流れづくりを主とし、メカニカルな調整を副とする練習スタイルだ。

あと、個人の責任意識はアメリカ人もとっても強いと思う。誰かに聞いたわけではないが、バンドの練習のない日に個人練習をしている人は結構多いと確信できる。毎週確実に上達が見えるからだ。自身のパートにおける特に難しい箇所や自分の弱点はよく理解していて、そこを重点的に練習しているのだと思う。一方日本人は、得意・不得意を考える前に、与えられた譜面は全部、可能な限り完璧を目指す、みたいな練習スタイルだと思う。音楽を楽しむことを難しくする反面、奏者間の極端なレベルの差は練習を通して是正されていき、均一度は上がる。

傾向を明確化するために極端に書いてみたが、一般化するつもりはさらさらなく、あくまで個人的感想のメモという位置づけの考察ということでご容赦いただきたい。
  1. 2013/04/09(火) 21:52:01|
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プロフィール

RYStrp

Author:RYStrp
アメリカ在住経験のある、日本在住の会社員。アマチュアトランペッター。トランペット歴は小学校6年生にはじめて以降、吹奏楽、オーケストラ、金管アンサンブルを経験。

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