アマチュアトランペッターのつぶやきfromアメリカ

アメリカ在住時に音楽活動経験をした日本人アマチュアトランペッターが、日米の音楽活動を通して見聞きしたことをいろいろ綴ってみます。

楽譜

ミニクイズ。楽譜のことを英語で何と言うか。

辞書を引くと、Scoreとか、Noteとか、Chartとかも出てくるし、確かに楽譜のことを指す単語なのだが、日常会話ではもっとシンプルに言う。Musicである。
先日のコンサートでのこと。パートトップのWさんが、本番前になんだかとても不機嫌な顔をされている。そして一言、

"I do not have my music."

つまり、楽譜がない!

私のバンドには、団員の楽譜をまとめて入れるための、ビール瓶ケースのような箱があり、本番ではいつも誰かがその箱を持ってきているが、今回はその箱を誰も持ってこなかったのだ。実は、その箱、別に全員の楽譜を入れているわけでもなく、個人の楽譜は個人で持ち帰ってももいいルール。しかも団員の多くは普段楽譜を持ち帰って練習するため、その箱に楽譜を入れていない人の方が多い。

特に本番前は多くの人が楽譜を持ち帰るので、結果的にその本番当日楽譜がなかったのはWさんとその奥様(アルトサックス)だけ。あわててクラリネットの若いお兄ちゃんがいつもの練習会場に楽譜を取りに車を走らせたが、本番開始時間から20分後ぐらいに楽譜到着見込み。
で、バンドのとった対応が、実にユルくていい。

まず、本番は5分押しスタート。
アルトサックスのソロが最初の方の曲にあるが、いきなり隣の席の人に「吹いて」と無茶ぶり。
倍管で吹いていた曲は、楽譜を持っている人がWさんに見せてあげて吹いてもらう。
誰も同じパートを吹いていない曲は、暗譜で吹ければ吹いてくれ。
楽譜が到着し次第いつもの通りにやる。

まあ、多くは倍管で吹いていたので演奏会全体としてはそんなに問題にならなかったが、Wさんはめちゃくちゃ不機嫌で、おかげでいつも難なく吹きこなすところまでミスしたり、と演奏も不調で、さらに不機嫌に。

Wさんいわく、10年以上このバンドをやってきて、楽譜の箱を本番にもってこなかったことは過去になかったのに、なんで今回は持ってこないんだ!と憤慨されていた。そりゃあ、自分の楽譜が本番になければ怒るよなあ。。。けど、結果的にWさん夫婦だけが楽譜をもってきてなかったこともあるし、Wさんは本来とても厳格で、責任感も強い方。落ち着かれた後、「申し訳なかった。」と謝られていた。

こんなことが日常で起こってしまい、しかも何とかなってしまう、そして誰もそんなに大慌てしない、このバンド大好きだ。
  1. 2013/04/20(土) 19:13:34|
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Author:RYStrp
アメリカ在住経験のある、日本在住の会社員。アマチュアトランペッター。トランペット歴は小学校6年生にはじめて以降、吹奏楽、オーケストラ、金管アンサンブルを経験。

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