アマチュアトランペッターのつぶやきfromアメリカ

アメリカ在住時に音楽活動経験をした日本人アマチュアトランペッターが、日米の音楽活動を通して見聞きしたことをいろいろ綴ってみます。

ユダヤとクラシック音楽、続き

気になってネットで調べてみたら、結構面白い話が見つかった。知っている方からすれば何をいまさらかもしれないが、私の備忘録としてまとめる。

・ヒトラーは青年のころから熱心な音楽愛好家として知られ、特にワーグナーの大ファンだった。
マーラーはユダヤ人であるにも関わらずワーグナー信者であり、ワーグナーのオペラなどを指揮していた。
・ヒトラーはマーラーの音楽を頽廃音楽として徹底的に排除した。
・ヒトラーに反抗してマーラーの音楽を肯定しようとしたフルトヴェングラーはナチの監視下に置かれた。
・逆にカラヤンはヒトラーに服従する選択肢をとり、マーラーの曲を排除したものの、第二次世界大戦後にマーラーブームが起こった際は積極的にマーラーを取り上げた。

調べているうちに、焦点が私の好きなマーラーにシフトしていった。そういえばマーラーは様々な差別に苦しんだ作曲家であったことを昔本で読んだことを思い出した。以下は有名なマーラーの言葉。

「私はどこに行っても歓迎されない。“オーストリアにおけるボヘミア人”、“ドイツにおけるオーストリア人”、そして“世界におけるユダヤ人”だから」

音楽はこうした差別をなくすための有効な手段としてさらに発展していくべきだと思う。
  1. 2013/03/03(日) 01:00:28|
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アメリカ在住経験のある、日本在住の会社員。アマチュアトランペッター。トランペット歴は小学校6年生にはじめて以降、吹奏楽、オーケストラ、金管アンサンブルを経験。

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